日刊コンピ攻略

日刊コンピ指数断層の正しい使い方

日刊コンピ指数の断層とは?

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断層とはもともとオッズ理論で次位との差が大きいエリアを示しています。具体的には次位との差が1.5倍以上あるエリアを1つの目安として断層と定義しています。例えば、単勝5位のオッズが10.0倍で単勝6位のオッズが20.0倍の場合は「20.0倍÷10.0倍=2.0倍」なので、1.5倍以上のため断層があると判断することができます。

予想オッズとして機能している日刊コンピ指数(日刊コンピ指数の正体に関してはこちらの記事を参照してください)にもオッズ断層理論を当てはめることができます。日刊コンピ指数の場合でも次位との差が他と比較して非常に大きいエリアが生じることがあり、そのエリアを断層と考えることができます。

断層手前付近の馬は狙い目

断層が生じるということは断層以前と以降では的中率に大きな差異が生じるということがわかります。したがって、断層は消し馬の判定ツールとしても活用することが可能です。また、断層が上位に多いレースは本命傾向であり、断層が少ないレースは混戦という証拠でもあり波乱傾向にあります。

さらに、「断層手前の馬は期待値が高くなりやすい」という事実があります。その理由としては上記の例を参考にすると、7位と8位の間に大きな差=断層があることから8位と9位の馬が馬券に絡む可能性は大きく下がるということがわかります。続いて、1~7位は比較的団子状態の指数になっており混戦になっていることから上位人気に不安があることがわかります。下位人気が馬券に絡む可能性は低く上位人気が不安という結果、相対的に断層手前付近の馬の期待値が高くなるわけです。

日刊コンピ断層とオッズ断層の違い

オッズ断層の場合は次位との差が1.5倍以上という定義でほぼ万能的に全レースで活用することができますが、日刊コンピ指数の場合は次位との差が●ポイント以上という定義では全レースで活用することができません。

なぜなら、オッズの場合は最下位の数値が頭数の変化によって自在に変化しますが、日刊コンピの場合は最下位の数値は大半が40と固定されているためです。詳しくは「日刊コンピの正しい活用法」をご覧頂ければと思いますが、日刊コンピの場合、頭数が少なくなると最下位の指数である40に向けて急降下させなければいけないため指数差が必然的に大きくなります。したがって、少頭数のレースと多頭数のレースでは指数差の価値が大きく異なってきます。一方でオッズの場合は少頭数の場合は下位のオッズは高くなり、多頭数の場合は下位のオッズは低くなったりと変化するため1.5倍以上という定義で万能なのです。

したがって、日刊コンピで断層理論を活用する場合は頭数によって●ポイント以上という定義を変化させることが重要になってきます。

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